時には身体を寄せて提督の疲れを癒やし、またある時は自ら誘い執務室で情事を重ねる。しかし、それは許されざる不適切な関係。
繰り返される逢瀬で彼女の身体は快楽に染まり、夏の暑さも手伝って、関係は深まるばかり。親友の伊○01と結婚している提督に恋をした彼女の想いは、夏の空の下で燃え上がる。
結ばれることがないと知りながらも、少女の想いと身体は夏の陽炎のように揺らめき、儚く消えていく。
この作品は、そんな少女のひと夏の淡い恋と過ちを描いたものである。
二人の過ちの物語「ひと夏のあやまち-呂○00-」と「ふたり、ひと夏のあやまち-呂○00-」の間に起きた情事を切り取った「お口で愛して?」に加え、おまけマンガ「ろーちゃんと舞鶴不倫旅行」を収録。
合計90ページに渡り、少女の秘めた想いと夏の情事を綴る。
※対になる物語「ひと夏のあやまち-伊○01-」も配信中。
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ひと夏のあやまち-呂500総集編-のレビュー・感想
この文章だけでも理解できますが、塩サイドのストーリーも知っているので、両方を読むとより楽しめると思います。
作者の特徴的な作風として、女性キャラクターの童顔さと体の柔らかさが魅力的に描かれています。絡み合う身体のシーンでは、官能的な擬音と漏れる声が使いこなされており、まさに「溺れる」という表現がぴったりでした。
ジャンルは不倫ものだと思いますが、親友と提督への強い愛情がゆえに芽生えてしまった恋心が描かれており、別の形で幸せになってほしいと感じました。