大財閥の御曹司が、ハーレムを形成するために側室を募集している。今回のターゲットは、水泳部に所属する褐色の肌に日焼けしたボーイッシュな女の子。しかし、彼女にはすでに彼氏がいる。側室にするのは可能なのか? 試しにアプローチしてみると…なんと、性に無頓着だった彼女がむしゃぶりつくような反応を示した。
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側室×即ハメ学園2のレビュー・感想
今回の作品は、和姦系ではあるものの、主人公側から見ると少し趣の異なるものとなっている。主人公の恋人がいるだけでなく、その恋人の心情や第三者の視点などが挿入されており、ネトラレや奪われる様子を覗いているような気分になる。
褐色に焼けた肌と白い肌のコントラストがエロティックで、おっぱいの柔らかさや弾力も伝わってくるような描写が素晴らしい。独特のキスや肉体表現も個性的で好ましい。褐色、巨乳、水着と三拍子揃っており、苦手な人はいないだろう。しかし、寝取られるのではなく、寝取る側の物語を期待していた人もいるだろう。萩尾君の視点で物語が進むため、寝取られ感が強く、プレイも少し控えめに感じられる。前作のような田中君の視点も見てみたい。
女性の肉感的なボディは、全裸はもちろん、半脱ぎの競泳水着やマイクロビキニ姿でも堪能できる。寝取る側の男性が、勝ち誇った気分を味わえる作品だ。
NTR作品を楽しむとき、私は主人公が道徳心や理性との葛藤の末に快楽に溺れていく様子を好む。しかし、今回の作品では、女性が様々な事情で一瞬で落ちてしまう。さらに、エロシーンで彼氏の悔しがる顔がチラチラと割り込んでくるのが興奮を妨げ、邪魔に感じた。過去作を見ても、作者が寝取り・寝取られ好きであることは分かるが、このシリーズでは不要だと感じた。
側室設定はあるが、寝取り感が薄い。女性に彼氏がいる設定だが、交際している雰囲気が感じられない。そのため、寝取り系を期待していた人には物足りないと感じている人が多いのかもしれない。NTRの要素が前作よりも強くなっており、ハーレムものとして始まったシリーズなので、次回は元の路線に戻ることを期待したい。
絵はエロく、このサークルの作品は絵が魅力的なのだが、登場人物のゲスな言動が気になることもある。前作のライトなハーレムバランスがちょうど良かったので、2作目にして主人公が他作品の典型的な男性のようなノリになってしまったのは残念だ。