舞台は西日本の海沿いの街、青崎市。地球温暖化が進み、【戦水】と呼ばれる水上格闘技が人気を沸騰させていた。
【戦水】は、【マヴ】という高性能小型モーターと特殊な射撃ユニットを搭載した魚雷型潜水艇に乗り、乙女たちが強く、激しく、美しく、そしてちょっとHに戦うスポーツである。男子禁制のこのニューウォータースポーツは、国内での支持を着実に広げていた。
そんな中、私立青崎学園の戦水部は部員不足と実績不足で存続の危機に瀕していた。しかし、唯一の部員である部長が一念発起し、元・戦水クラブユースのエース選手を青学に連れてきたことから、反撃が始まる。
優しくて他人思いだが、あと一歩のところで伸び悩んでいるエースの蓬生みと。攻撃的で暴力的な態度をとるも、本当は打たれ弱いスピードスターのアリーシェ・藤葉。練習量が豊富で、ムードメーカーでもある部長の橋姫真麻。どんな時も揺るがない精神力を持つ、チームの縁の下の力持ちの梅枝莉子々。
そして、かつて【男子禁制】という壁に阻まれ、戦水選手の夢を諦めた長谷見陸が、今度はコーチとして戦水の舞台に立つことになる。彼は、必ず5人で全国大会決勝戦<ヴァッサー・グラール>に行くと決意する。
エッチでホットなスク水少女たちの育成バトルが、今、幕を開ける!!
ゲームでは、廃部寸前の弱小校・私立青崎学園戦水部のコーチとなった主人公・長谷見陸が、4人の部員たちを導き、全国大会決勝戦を目指す。平日はトレーニングで能力を強化し、ちょっとHな個人レッスンでバトルスタイルをレベルアップさせる。試合はぶっかけバトルで、ライバルチームに勝利を目指す。
さらに、全裸パッチやストップ機能も搭載。全裸パッチでは、メインヒロイン4人やライバル校のサブヒロインたちが全裸になり、ステータス画面やトレーニング中も全裸になる。また、ストップ機能では、試合中にスペースキーを押している間、ゲーム画面を一時停止してCGを表示することができる。
個性豊かな登場キャラクターたちとともに、スク水、ぶっかけ、青春スポコメ、育成バトルが詰まったこのゲームで、全国大会決勝戦<ヴァッサー・グラール>を目指そう!
せんすいぶ! 全裸パッチ&ストップ機能搭載版の作品情報
ブランド名 : ESCU:DE
年齢指定 : R18
せんすいぶ! 全裸パッチ&ストップ機能搭載版の紹介動画
せんすいぶ! 全裸パッチ&ストップ機能搭載版の紹介画像
せんすいぶ! 全裸パッチ&ストップ機能搭載版のレビュー・感想
エロいパッケージの絵だが、内容はガチのスポ根ものだ。
このゲームは、主人公が幼少期に女子限定の競技で活躍していたにもかかわらず、性別の違いだけで排除されたという設定から始まる。そのため、物語は主人公の無念さを晴らす内容となっている。メインキャラクターの描写が丁寧で、スポーツ根性ものとしてしっかりと描かれている。
エスクードの作品なので、脱衣シーンもエロも充実している。
あまり知られていない作品だが、強くお勧めしたい。続編が出てほしいと切に願う。
ゴールデンウィークの割引で購入した。体験版がなく不安だったが、実際にプレイしてみるとスポーツ根性ものの良作だった。
構成は、平日はアドベンチャーとトレーニング、日曜日はバトルシミュレーションゲームで、全国大会優勝を目指すというものだ。
ルートによってシナリオの長さにばらつきはあるが、ヒロイン全員を攻略するには周回が必要なので、これくらいのボリュームがちょうど良いのかもしれない。夏までの共通ルートなので、2周目からはスキップも可能だ。
システム面はやや粗いが、総合的には良作といえる。続編ではその辺りを改善してほしいし、マヴに乗って戦う体感型アクションゲームが出たらぜひ購入したい。2013年発売の作品なので、続編が出る可能性は低いかもしれないが。
本作は、潜水ではなく、水をぶっかけ合って相手をマブと呼ばれる乗り物から落とす「戦水」という競技がテーマだ。SB弾と呼ばれる白いドロドロした液体をぶっかけてバランスを崩しやすくするなどの戦略もある。
通常のHシーンよりも、特訓中のHシーンや、競技中にSB弾をぶっかけてヌルヌルさせるシーンの方がエロく感じた。全裸パッチを当てると、さらにエロさが増す。
不満点を挙げるなら、バトルが単調なことと、全国大会決勝戦がそれまでの戦いよりも盛り上がりに欠けたことだろう。この競技を表現するなら、機械に乗って行う水上騎馬戦という感じだろうか。
マグと呼ばれる乗り物に乗って戦う架空の競技だが、設定がしっかりしているので、実際に存在してもおかしくないと思えるほどだ。このルールだけで、別のゲームが作れそうなくらいだ。
絵は目の大きさにやや癖があるが、レベルは高く、心配は無用だ。エロいシーンは、直接的なものよりも、試合中に白いSB弾が当たったシーンなどの方が面白い。
ストーリーは癖のないスポ根もので、萌えよりも燃えを重視している。決勝戦よりも準決勝の方が盛り上がるというのは、少し残念ではある。
システム面は古さを感じるが、2013年の作品なので仕方ないだろう。不自由するほどではないので、少し引っかかる程度で済むし、プレイしているうちにすぐに慣れる。
全体として、十分以上に面白く、費用対効果は高い。10年ほど前のゲームなので知る人ぞ知る作品だが、隠れた名作といえるだろう。
この作品は、独自の架空の競技「戦水」を舞台に、少女たちが熱いバトルを繰り広げるスポーツ根性ものだ。小型潜水艇「マヴ」にまたがって戦う水着姿の少女たちが、相手チームを落水させるために水流をぶつけたり、白いSB弾をぶっかけたりする。
スポ根ストーリーと、少女たちへの白いモノぶっかけが作品の売りだが、育成パートも楽しめる。数年ぶりに再プレイしてみて、VRゲーム化してほしいと強く感じた。
オープニング映像を見れば分かるが、水上を高速で駆け巡る様子は爽快そのものだ。マヴに乗って海を疾走する体験は、エロ要素なしでも十分に通用すると思う。
VR作品は水表現が難しいので実現は難しいかもしれないが、ぜひ夏にプレイしたいと思える要素満載の作品だ。