水難の相があるのは、妹の千美なのかもしれない。
今日は朝から水に祟られた一日だった。学園の廊下でバケツの水を被り、道路脇のホースから水を浴び、水鉄砲で遊んでいた子供がよろけてさらに水をかけられてしまった。慌てて駆け寄った子供の母親がジョウロを踏んでしまい、また水を浴びることに。その後も水に絡むトラブルが続き、最後にはマンションのエントランスでスプリンクラーの水を浴びてずぶ濡れになったのだった。
家に帰りついた俺と千美は、安堵のあまりへなへなと玄関の靴脱ぎ場に座り込んでしまった。毎日通っている学園から帰ってきただけなのに、山岳遭難から生還したかのような有様だった。
「ごめんね、お兄ちゃん……私、また……」
「いいんだよ、お前が悪いわけじゃないだろ。早く靴を脱いでシャワーを浴びて着替えなよ。風邪引く前に」
「ち、違うの……そういうことじゃなくて……」
千美は座ったまま、意味のわからない謝罪を繰り返していた。そして、突然自分のスカートの中に手を入れ始めたのだ。
俺は妹の突然の行動に驚き、動けなくなってしまった。
千美は普段は目立つことを好まず、おとなしい性格をしている。しかし、妄想力は豊かで、体が濡れると発情してしまうという秘密の体質を持っているのだ。
ウチの地味な妹が、こんなに巨乳でエロかったなんて!~濡れたらヌレる発情スイッチ~ 【Android版】の作品情報
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