2年C組、ヤリ教室。
このクラスは、一風変わった関係で結ばれた男女で溢れていた。恋人ではないのに、快楽を求めて互いに身体を重ねる。そんな奇妙な日常を送っていた。
しかし、僕と転校生の獅子坂さんは違う。この貞操観念の無い空間で、僕たちは距離を置き、はぐれ者のように過ごしていた。
「君だけは絶対にヤリ教室に染まらない」
そう信じていたのに――
ひょんなことから、クラスのセフレ関係を知った獅子坂さん。最初は驚いていたものの、徐々に好奇心が芽生え始める。
「ねえ、教えてくれない？ みんなのことが、もっと知りたい」
好奇心に駆られた獅子坂さんは、行動を起こす。クラスの男女の関係を紐解き、その秘密に迫っていく。
「やっぱり君も、ヤリ教室の一員なんだね」
はぐれ者だった二人が、少しずつクラスに染まっていく。秘密を知った獅子坂さんと、彼女を止められない僕。
「もっと君のことを知りたい」
奇妙な関係は、思わぬ方向へ進み始め――
――これは、快楽を求め、貞操観念の境界線を越えた教室の物語。
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はぐれメイト−ヤリ教室の2年C組−のレビュー・感想
同じ学校のシリーズはどちらも素晴らしく、続編を心待ちにしています。
前日譚エピソードも楽しみですし、全ヒロイン分のストーリーが読めたら嬉しいです。 絵柄が美しく、ヒロインの堕ち方が素晴らしいですね。 まだ序盤なので、これからの展開が気になります。 続編では、主人公の選択にも注目したいです。 この値段でこのクオリティはお得だと思います。 ビジュアルも美しく、特にメインヒロインの凛とした表情と乱れる姿のギャップが印象的でした。 モブキャラクターの掘り下げも期待しています。
この作品の魅力は、大きく2つあります。 1つ目は、教室がヤリ部屋と化している異常な空間であることです。 普通のクラスがヤリ部屋になっているという事実が、じっくりと説明され、異常さや背徳感、非日常感が上手く描かれています。 2つ目は、全て終わっているということです。 作者様の作品で刺さるのは、このポイントです。 主人公は、獅子坂さんが実は既に開発済みでセックスが大好きなビッチであることを知らされ、信じたくない気持ちと戦っています。 それでも、獅子坂さんは彼氏以外の人ともノリノリで関係を持ってしまうのです。 主人公は、みんなから誘われているのに、意地を張って手を取りませんでした。 そんな空回りしている主人公に、最後に気づくという展開が良かったです。
この作品は、BSSやNTRとも少し違う、独特の味わいがあります。
