■ストーリー
『悦楽の胤』の前編で、村沢伊月は体内に寄生した触手生物に悩まされていた。彼女は精神を一部共有しながらも、生物を駆除するために現れた退魔師、神荘瑠依との戦いには勝利した。
季節が巡り、初夏を迎えた伊月は、瑠依からとある名門女子校で発生している失踪事件について知らされる。あの忌まわしい事件を思い返す伊月は、自らの受難の真相を求めて学生に成り済まし、同じく教師に成り済ました瑠依とともに学園への潜入捜査を開始する。
潜入捜査の中、伊月は体内に特殊な能力を持つ触手生物を宿した敵と出会う。お互いの能力を無効化するために繰り広げられる触手による陵辱のバトル。勝ち負けも忘れ、触手と粘液、快楽に濴れる女たち。
伊月は闘いを制し、失踪事件の核心と触手生物の真実にたどり着くことができるのか？
■登場キャラクター
●村沢伊月（CV：長瀬ゆずは）
体内に寄生した触手生物に悩まされながらも、その生物と精神を一部共有し、様々な事件を乗り越えて共存するようになる。教師に成り済ました退魔師、神荘瑠依から類似した事例があることを聞き、触手生物から得た能力を駆使して捜査に協力することを決める。
●神荘瑠依（CV：Raica）
寄生生物を探し出して狩る退魔師。失踪事件が発生している名門校に伊月と潜入し、事件を捜査している。必要最低限のこと以外には口をきくことも少なく、クールで几帳面な印象だが、粗雑な一面も持つ。
●乙浦音羽（CV：櫻井ありす）
伊月のクラスの担任で新米教師。柔らかい雰囲気を持ちつつも、テンションが上がると暴走する。何を考えているのか分からない一面も。
●戸林麻耶（CV：渡会ななせ）
保健教師で医師の資格も持つ。常に白衣を纏い、冷徹で無感情。他人には知られていないが、変態じみた一面を持つ。
●三条茜
小麦色の肌と筋肉質な体つきが印象的な体育教師。細かいことは気にせず、直感で行動するタイプ。汗を好み、学生を鍛えるという名目で虐げることを好むサディスティックな性格。
●稲岡香苗
伊月のクラスメイトで、健康的な外見をしている。根は明るい性格だが、弱気でコミュ障。伊月と親しく会話した翌日から突然距離を縮めてくる謎のキャラクター。
●内藤乃亜
伊月のクラスメイトで、小柄で貧乳。ほとんど接触がないのに、伊月に込み入った話をする不思議な人物。
続・悦楽の胤の作品情報
ブランド名 : Wendy Bell
作品形式 : アドベンチャー
音声あり
音楽あり
続・悦楽の胤の紹介動画
続・悦楽の胤の紹介画像
続・悦楽の胤のレビュー・感想
「広い意味での百合」とでもいうべきか、「恋愛的な百合」とでもいうべきか、その中間のような百合。恋愛感情と取れる表現もあるが、その感情自体がストーリーに直接的に関わってくるわけではない。百合ゲーというほど百合がメインではないが、確かにそれは百合である。
つまり、この作品は、百合に対する理解が深くないと、百合だと認識するのが難しいかもしれない。
同居を始めた二人の女性が、仕事（性的拷問尋問）をしながら、噛み合わないながらも協力し、信頼関係のような、恋愛感情のような、様々な”何か”が生まれる。その”何か”は確かに百合である。
難しく聞こえるかもしれないが、本編では2人のコミカルな会話が所々にあってクスっと笑えるので、そういった雰囲気が合う人にはお勧めである。エロシーンは性的拷問がほとんどなのでハードだが、所々に面白いやり取りがあるので、笑えるシーンもある。
パッケージから連想されるイメージとは裏腹に、百合要素がある作品である。前編を知らずに絵だけを見て購入したが、前の作品の補足が初めに入っているので、背景を理解する上で問題はなかった。話の内容的にも、知っているからといって特にヒントになるということはなかった。
登場人物が女性のみで、基本的に触手オンリーな作品。主人公が触手と意志を共有しているので、主人公自身から触手が出てくるシーンもある。
ストーリーでは、学園に潜入した主人公が、触手が失踪に関与している可能性を捜査し、その過程で尋問のために自分の触手を使う（ここでラバー系要素が登場する）といった流れや、捜査で話す生徒とのやり取りなどが見どころである。
触手が満載なので、その系統が好きであれば楽しめるだろう。
独特の絵柄とネチョネチョとした触手プレイが特徴の「悦楽の胤」の続編で、今作はフェチ度がさらにパワーアップしている。ボンデージ姿で調教されるシーンが追加され、ボンデージで拘束され、触手に嬲られるといった、触手フェチにはたまらないシチュエーションが展開される。
今回、主人公の伊月ちゃんはとある学校に潜入することになるが、相手も触手生物を使うので、前代未聞の触手凌辱バトルが繰り広げられる。
