“ノマド”の最新作は、純粋で意志の強いヒロインが、妖怪によって精神的・肉体的に追い詰められる巫女女子校生凌辱アドベンチャーだ。
ストーリーは、かつて大妖怪として君臨していた白鬼丸が、当代の巫女によって封印されていたが、現代の公共工事によってその封印が解かれ、復活するところから始まる。白鬼丸は、自らの妖力を取り戻すため、巫女たちの清らかな肉体と魂を汚していく。
登場人物は、凛とした雰囲気の聖なる巫女・滝沢遥、純真無垢で頑張り屋の巫女だが霊力は高くない妹の滝沢陽菜、そして娘たちを愛する貞淑で清楚な未亡人・滝沢美咲だ。
遥は姉として、陽菜は妹として、それぞれに健気で芯の強い姿を見せ、主人公・健への淡い想いも描かれるが、白鬼丸の謀略によって心身ともに追い詰められていく。
美咲は娘たちを愛する母親として、穏やかで上品な人格者だが、時折見せる茶目っ気が魅力的である。また、亡き夫への想いを一途に持ち続ける一女性としての姿も描かれている。
“今夜のオカズ”に困らない実用性のある内容で、妖と巫女たちの淫らな物語が展開される。
淫烙の巫女の作品情報
ブランド名 : Nomad
年齢指定 : R18
淫烙の巫女の紹介画像
淫烙の巫女のレビュー・感想
この作品は、典型的な陵辱系ゲームであり、プレイヤーはヒロインである長女、そして妹と母親を堕落させることを目指す。舞台は学校だけでなく、選択次第で電車や公園、映画館、街中などへと広がり、逃げ場をなくした完全な陵辱包囲網がプレイヤーを待ち受ける。
一般的な陵辱系ゲームではヒロインが堕ちたらゲーム終了となるが、この作品ではそこから先のストーリーが充実しており、非常に実用性が高い。イベントの数は多いものの、選択回数は少なめなので、こまめにセーブすれば全イベントを攻略できるだろう。
シチュエーションの豊富さに加え、母親、長女、次女がさまざまなシーンで辱められるため、長期に渡って楽しめる作品となっている。特に、母親が妹と比較されるシーンは必見である。
ストーリー性はほぼなく、完全な抜きゲーとなっているが、公式サイトではゲームにはない話を読むことができる。また、本作は「淫楽の巫女」シリーズの第一作目であり、様々な派生作品が生まれている。
母親と娘の2人がターゲットとなり、メインは長女だが、妹はあっさりと堕ちてしまう。母親は最後の最後まで抵抗を見せるが、その過程が興奮を誘う。様々なシチュエーションが用意されているので、きっとお気に入りのシーンが見つかるだろう。
本作は74のCG回想シーンで構成されており、全てのシーンがエロイベントのみとなっている。エロに特化した作品であり、ハッピーエンドのような完結は存在しない。神聖な巫女が妖怪に陵辱され、ひたすら犯される内容だ。
本作の優れた点は、卑語や五感を刺激する表現など、エロシーンにおける言葉遣いや表現の多彩さ、読みやすさにある。原画家については、絵の上手さという点ではやや物足りないと感じるかもしれないが、徹底したエロシーンの連続が、シナリオや絵の上手さを凌駕する魅力となっている。
抜きゲーとしては最高の作品だが、個人的には孕ませシーンや触手、ゲテモノ系のシチュエーションが欲しかったと感じる。ゲーム性を排除し、実用性に特化しているので、ストレスなくプレイできるだろう。
美人母娘を堕とす過程が丁寧に描かれており、ボリュームも十分である。巫女がテーマではあるが、対人描写がメインなので、異種姦が苦手な方にもお勧めできる。ただし、獣姦のシーンが少数存在する点には注意が必要だ。