金城遥華が所属する水泳部では、OBが選抜選手を推薦するのが伝統だった。水泳部の幼馴染である田中和希は、自分の実力の無さと先輩からの受けの悪さを理由に、選手に選ばれない可能性を憂いていた。そんな和希をなんとか大会に出場させたいと考えた遥華は、OBたちに直談判する。
日焼けした褐色の肌にぴったりと競泳水着が張り付く。そんな和希の身体を、男たちが乱暴に貪っていくのだった。
気絶するほど激しいセックスを繰り返す、ノンストップのハードエロ作品である。
ずっと信じてるを無料立ち読み
ずっと信じてるのレビュー・感想
幼なじみの女の子が屈強な男に翻弄される物語の続編を心待ちにしている。物語は、大会で活躍する幼なじみの和希くんを支えるため、裏で健気に頑張る遙華ちゃんの姿を描く。遙華ちゃんは、和希くんの大会での活躍と引き換えに、厳しい条件を飲まなければならない。泥臭くも美しい彼女の奮闘姿に、読み手は心を動かされずにはいられない。
和希くんの活躍という交換条件を達成するために、遙華ちゃんは自分の気持ちを押し殺す場面もあり、その人間らしい葛藤に涙を誘う。しかし、最後まで和希くんを信じ続ける遙華ちゃんの姿は美しく、感動的ですらある。
和希くんの視点で物語を読み進めることも、この作品の楽しみ方のひとつ。和希くんの行動は決して誉められるものではないが、同じ男として、彼の行動はある意味では理解できる。口で言うのは簡単だが、実際に行動に移すのは難しい。
この作品の絵はとても綺麗で、特に液体の描写が素晴らしい。NTRや凌●などの要素を含むため、純愛好きの方にはお勧めできないが、胸糞悪い展開ではないため、苦手な方にもぜひ読んでいただきたい。
ピジャ氏のこの作品は、実用性も非常に高い。ヒロインの純情さ、葛藤、抗いながらも受け入れてしまう姿が、読み手の心を捉えて離さない。生々しく下品な描写、構図も見事であり、使用済みのゴムの描写など、独特の癖が読み手の心を刺激する。
この作品のように、多対一の関係性や、ヒロインが自分から積極的に行動する展開は、ピジャ氏の他の作品にも見られ、読み手を惹きつけてやまない魅力となっている。
