俺の親友はTS(性転換)体質1.5 UTEN+【同人エロ漫画】

俺の親友はTS(性転換)体質1.5 UTEN+【同人エロ漫画】
TS(性転換)体質の幼なじみ、つくしくんの秘部に隠された快感。

「【俺の親友はTS(性転換)体質】」の続編にあたる本作では、性転換体質の幼なじみ・つくしくんが、アナル開発を通して新たな悦びを覚えていく物語が描かれます。

毎日女体化エッチに夢中で、その快感に溺れるつくしくん。そんな彼に、今度はアナル開発という未知の快楽が待ち受ける。イチャラブな学校生活の中で、競泳水着を着せられ、玩具を挿入されるなど、恥ずかしい体験をしていくつくし。男の姿の時とはまた違う、女体ならではの感覚に翻弄され、悦びを覚えていく。

前作から数日後の物語でありながら、単体でも楽しめる内容で、一定時間で男に戻るタイプのTSFです。エロ描写は男×女の姿に限定し、表紙や裏表紙、設定画なども収録。

TS娘をアナル開発で調教する、ちょっと変わったイチャラブストーリー。

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俺の親友はTS(性転換)体質1.5のレビュー・感想

新しい性癖の扉を開いてくださり、ありがとうございます。

TSFの作品において、心の葛藤や心境の変化は非常に重要だと個人的には考えていますが、この作品の作者であるUTEN+先生は私の好みにぴったりでした。主人公の”つくしくん”が自分の”にょた化”(女性化)の可愛さに調子に乗ってしまう姿がとても可愛らしく、幼馴染の”カオルくん”も最初は付き合っているうちに、つくしくんの身体にどんどん惹かれていく展開がとてもエロティックで素晴らしかったです。

この作品は、幼馴染のイチャイチャで甘々なラブエッチが好きな人には間違いなく全巻オススメしたい一作です。UTEN+さんの「俺の親友シリーズ アナル編」は、TSFというジャンルの中でもアナルに焦点を当てた作品です。TSFにおいて、アナルは登場人物が男性から女性へと移行する過程で共通の性器として存在する敏感な部位であり、その描写は非常に重要であり、同時に不安でもありました。しかし、この作品はTSFとしてだけでなく、アナル描写も最高レベルでした。

この作品の特徴は、心理描写が濃厚でエロティックな一方で、エロ描写自体はTL(ティーンズラブ)よりもやや強め程度だと予想していました。しかし、今回はアナルを題材としたこともあり、その描写は非常に強烈でした。過去の作中でデレデレになりながらもセックスに余裕を見せていたつくしちゃんが、今作では完全に余裕を失い、「おちんちん、おちんちん」と連呼するほど乱れていく様子は必見です。外伝的な位置付けの作品だったからこそ、このような描写が可能になったのかもしれません。

もちろん、イチャラブ要素も健在です。作者さんもあとがきで触れていますが、時間の経過とともに女性らしさを強めていく方針で、今作は1巻と2巻の間の物語なので、2巻よりもイチャラブ要素はやや弱めかもしれません。しかし、前述のようにアナルは男性にも存在する部位であるため、性的心理描写は非常に強烈です。自身の女性器を晒すことに恥じらいがないつくしちゃんも、アナルを責められることには女性以上に抵抗感を感じ、アナル開発を始めた途端に性的な自問自答を繰り返します。この葛藤こそがTSF作品の醍醐味です。

アナルは作者の性的嗜好の中でもかなりニッチな分野であり、読者に無理強いをしてはいけないテーマだと思います。しかし、この作品は読者の期待以上に応える内容でした。読者にとって好みが分かれるテーマであることを考慮し、1.5巻という位置付けで飛ばして読むこともできる配慮も見られます。エロ作品へのスタンスとして、読者のことをしっかりと考えた素晴らしい作品です。商業作品では、TSFというジャンルをじっくりと描くことは難しいかもしれませんが、同人作品だからこそ、独自性を持ちつつも読者のことを意識した作品を作れることは非常に有難いです。

この作品は、私のTSF観を揺るがす部分が多く、気づいたら熱く語ってしまうほどです。女の子には(あるいは女の子になったからには)、男の子を受け入れる場所としてアナルがありますが、多用できるシチュエーションではないかもしれません。しかし、この作品ではアナル描写を存分に楽しむことができ、大満足です。次回作も心待ちにしています。

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