ビッチという言葉は、女性を軽蔑的な意味で表現する言葉として使われることもありますが、その表現をポジティブにとらえ、自由で主体的な女性を称える意味で使われることもあります。今回ご紹介いただいた作品は、作画を担当する或十せねか氏と原作を手掛けるRusty Soul氏による、業界で最も力を持つタッグの最新コミックスです。
『恋色オルタネイティヴ』という作品は、学園の軽音部を舞台に、登場するヒロインたちが皆超肉食系の女性で、エロティックなシーンが満載の作品です。一方、『ダンジョンな乙女の恋愛作法』は、ファンタジー作品で、エルフが危機に瀕した際、偶然出会った男性たちのパーティーに媚薬を使って性行為でアイテムを手に入れようとするところから物語が展開されますが、思わぬ展開になり、セックスに没頭するというストーリーです。
登場するキャラクターには、GALビッチ、清楚系ビッチ、超名器ビッチ、ツンデレビッチ、発情ビッチなど、様々なタイプの女性たちが登場します。さらに、FANZA限定特典として、スペシャルピンナップイラストも収録されているそうです。作品中では、セックスが大好きな肉食系女子や、Tバックが食い込む柔尻など、かなり過激な描写が含まれているようです。
この作品は、他では手に入らないプレミアムな作品として、おそらくかなりの人気を誇っていることでしょう。
Eat Meat Girlの作品情報
シリーズ名 : Eat Meat Girl
作家 : 或十せねかRusty Soulコミックバベル編集部
掲載誌・レーベル : BAVEL COMICS
出版社 : 文苑堂
カテゴリー : アダルトコミック単行本
ページ数 : 197ページ
配信開始日 : 2018/12/07 00:03
Eat Meat Girlのレビュー
「恋色オルタナティブ」は、画風はしっかりしていてプレイも高水準ですが、何かひとつズレを感じるところがあります。この作品は、恋愛要素を中心に展開されており、物語の結末に向かう過程で複数のパートナーが絡む展開をしています。物語中では、初めての経験をする二人の女性が登場しますが、特に部長は真面目なのか、それとも大胆な一面を持つのか、明確でない部分があります。登場するヒロインたちのキャラクター設定やエロティックな要素に問題はありませんが、主人公が一番かわいく描かれているにも関わらず、特定のシチュエーションで苦しい状況に置かれることが疑問視されています。作品全体の構成としては、ハーレム展開をそのまま進めるのではなく、全員が大胆な魅力を持つキャラクターとして描かれるか、あるいはむしろラブラブな要素に焦点を置いた方が、より良い作品になる可能性があるとの指摘があります。
「ダンジョンな乙女の恋愛作法」は、丁寧語で描かれた豊かな巨乳ビッチエルフたちによる、おねショタや輪●などの要素を含んだ作品です。なお、貧乳のキャラクターによる本番シーンは含まれていません。また、登場するキャラクターたちの陰毛に関する演出が笑いを誘う一方で、キレイで見やすい絵柄が特徴的です。また、作者である或十せねか先生の単行本として発表されているため、ストーリー性も豊かでこれからも期待が持てる作品と評されています。将来的に有望なマンガとして注目されている作品といえるでしょう。